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噂通りに「LUMIX DC-S1II」および「LUMIX DC-S1IIE」「LUMIX S 24-60mm F2.8」発表!
[日付] 2025年5月13日 (※元の情報に基づく日付です)パナソニック株式会社は本日、フルサイズミラーレスカメラの新製品として「LUMIX DC-S1II」および「LUMIX DC-S1IIE」を正式に発表しました。これらのモデルは、それぞれ異なるタイプの2400万画素センサーを搭載し、パナソニックのSシリーズラインナップを強化する注目の新型機となります。合わせて「LUMIX S 24-60mm F2.8」も正式発表しました。
How does Panasonic’s S1II fast hybrid mirrorless stack up(DPReview)
LUMIX S1II:高速性能を追求したプロフェッショナルモデル

「LUMIX S1II」は、パナソニックの第2世代ハイエンドフルサイズミラーレスカメラとして位置づけられます。最大の特徴は、新たに採用された2400万画素の部分積層型BSI CMOSセンサーです。これにより、飛躍的な高速性能と読み出し速度を実現し、特にプロの静止画および動画撮影のニーズに応えます。ボディはS1RIIと同等の堅牢な構造を採用しています。
主な特徴:
- センサー: 2400万画素 部分積層型BSI CMOSセンサー
- 連写性能: RAWを含む最大70コマ/秒の超高速連写
- プリバースト: 決定的な瞬間を捉える1.5秒のプリバースト撮影
- 高解像度モード: カメラ内合成とモーション補正を備えた9600万画素マルチショットモード
- 静止画記録: 10ビットHLG HEIF形式に対応
- 手ブレ補正: 最大8.0EVの補正効果を発揮するボディ内手ブレ補正(B.I.S.)
- 動画機能:
- オープンゲート6K動画撮影(最大30p)
- 全幅読み出しによる5.9Kまたは4K動画撮影(最大60p)
- 若干のクロップありで4K/120pハイフレームレート撮影
- HDMI経由での6K RAW出力
- 長時間撮影を可能にする内蔵ファン搭載
- 外部SSDへの動画出力に対応
- DRブーストモードで15ストップの広ダイナミックレンジを実現するV-Logガンマ
- Arri C-Log3の有償アップグレードオプション
- 音声機能: XLR2アダプター使用時、4チャンネル、32ビットフロートオーディオ記録
- 同期: Bluetoothタイムコード同期に対応
LUMIX S1IIは、2025年6月より推奨価格3,199ドルで発売される予定です。これは初代S1の発売時と同様に、同クラスのニコンやキヤノンの競合機種と比較して約600ドル高い価格設定となっています。

LUMIX S1IIE:高機能とバランスを両立したクリエイター向けモデル

一方、「LUMIX DC-S1IIE」は、静止画と動画、両方の撮影を楽しむクリエイター向けにバランスの取れた性能を提供するモデルです。パナソニックの定評あるS5IIおよびS5IIXと同じ2400万画素裏面照射型(BSI)CMOSセンサーを搭載しつつ、S1II/S1RII系の堅牢かつ拡張性の高いボディと組み合わせています。
主な特徴:
- センサー: 2400万画素 BSI CMOSセンサー(S5II/S5IIX同等)
- 連写性能: 電子シャッター使用時、C-AFとRAW対応で最大30コマ/秒の連写
- プリバースト: 1.5秒のプリバースト撮影
- 静止画記録: 10ビットHEIF形式に対応
- 動画機能:
- 6K 4:2:0 オープンゲート記録(最大30p)
- 内部RAW収録に対応
- 音声機能: オプションのXLR2アダプター使用時、32ビットフロート録音
- ディスプレイ: 210万ドットのバリアングル&チルト対応液晶モニター
- EVF: 576万ドットの高精細電子ビューファインダー
S1IIE は推奨価格2,499ドルで、2025年6月下旬に発売される予定です。
まとめ
噂通り、パナソニックから異なるセンサータイプを搭載した新型Sシリーズが登場しました。
上位モデルの「LUMIX S1II」は、部分積層型センサーによる圧倒的な連写性能とAF追従性、そして豊富な動画機能により、動体撮影やプロフェッショナルな映像制作といった高い要求に応えるフラッグシップに近いスペックを実現しています。旧S1と比較すると、AF性能、連写速度、動画機能、手ブレ補正など、あらゆる面で大幅な進化を遂げており、特に速度を重視するユーザーにとって非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
対する「LUMIX S1IIE」は、S5II/S5IIXで実績のある裏面照射型センサーを基盤としつつ、S1系ボディの堅牢性や、内部RAW記録、32bitフロート音声といったクリエイターに嬉しい追加機能を備えています。連写速度やローリングシャッター歪みがそれほどシビアではない撮影が中心であれば、必要十分以上のスペックを備えており、コストパフォーマンスに優れた実用的なモデルとして多くのユーザーに選ばれる可能性があります。
パナソニックのフルサイズミラーレスラインナップが、今回のS1IIとS1IIEの登場によって、より多様なニーズに対応できる強力な布陣となりました。部分積層センサーと裏面照射型センサーはどちらが映像とか写真がキレイんでしょうね。一番のポイントはオートフォーカスのアーバンスポーツがどのくらい使い物になるかですね。あとは4K120Pを撮影すryか否かで選択機種も決まるのかな。こればかりはスペック見てもわからないのでもう少し待ちですね。出てくる絵はきれいなのでオートフォーカスがいいなら購入したいなと思います。今後の市場での評価が注目されます。