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「聖地」が公園に生まれ変わる!伊丹空港「千里川土手」新スポット徹底ガイド
大阪国際空港(伊丹空港)の着陸機を間近で見られる場所として、長年愛されてきた「千里川土手」。この特別な場所が、この夏、隣接する原田緑地とともに「豊中つばさ公園 ma-zika(まぢか)」として生まれ変わります。
これまでの魅力はそのままに、トイレや駐車場といったインフラを整備し、より多くの人々が快適に楽しめる場所へと進化します。飛行機撮影愛好家から小さなお子さん連れのご家族まで、誰もが一日中過ごせる多機能な新スポットの全貌をご紹介します。


【速報】2025年8月12日、一部開園!

「豊中つばさ公園 ma-zika」は、2025年8月12日(火)に一部開園します。公園は朝9時から夜21時30分まで利用可能で、21時まで入場できます。
- 駐車場:公園のオープンに先駆け、8月1日(金)から利用できます。127台収容可能で、料金は20分100円です。
- 管理事務所(屋根付展望広場):公園の総合案内所として、トイレや授乳室を完備。2階の展望広場からは、飛行機が真横を通過する大迫力の光景を体験できます。
- 新しくなる千里川土手右岸:長年愛されてきた千里川土手右岸(滑走路側)も、公園と同時に供用開始。滑走路をイメージした遊歩道や階段状の展望広場が整備され、これまで以上に快適な環境で飛行機を楽しめます。

飛行機撮影愛好家へ:新「聖地」での撮影ガイド
リニューアル後の「豊中つばさ公園」は、新たな撮影スポットも生まれます。一方で、公園としてのルールが設けられ、これまでとは異なる撮影スタイルが求められます。
新しい撮影ポイント
- 千里川土手右岸:遊歩道や階段状の展望広場が整備され、多様なアングルからの撮影が期待できます。
- 管理事務所2階の展望広場:滑走路や公園内を一望でき、真横を通過する飛行機を新鮮な構図で撮影できます。
- 展望・芝生広場(BANK):全面開園(2027年3月予定)で登場する公園のシンボル。ここから滑走路や着陸機を見下ろす、ダイナミックな写真が狙えます。

撮影に関する重要なルール
公園の利用規約には、安全確保のためいくつかの制限があります。
- 三脚などカメラを固定した長時間の撮影は禁止。 手持ち撮影の技術向上が必要になりそうです。
- ドローン、ラジコン、凧あげ、バルーンの使用は禁止。
- 航空機への光の照射、無線機、自撮り棒の使用も禁止。
これらのルールは、公園が「飛行機撮影の聖地」から、誰もが楽しめる「飛行機が見える公園」へと性格を変えることを示しています。新しいルールを理解し、マナーを守って撮影を楽しみましょう。

家族みんなで楽しめる充実施設
「豊中つばさ公園 ma-zika」は、2027年3月の全面開園に向けて、様々な施設が整備されます。
- マルシェ広場:キッチンカーや地元の特産品販売を予定。
- 遊具広場:インクルーシブ遊具や複合遊具で安全に遊べます。
- ドッグラン:愛犬を自由に遊ばせられるエリアも登場。
- バーベキュー広場:手ぶらで楽しめるBBQスペース。食材やコンロの持ち込みは禁止です。
- 飲食施設:カフェやレストランなど、飛行機を眺めながらくつろげるお店ができる予定です。

利用時の注意事項
空港に隣接する公園のため、以下のルールを守って利用しましょう。
- ごみの持ち帰り:バードストライク対策のため、園内にごみ箱はありません。
- 火気の使用禁止:バーベキュー広場を除くエリアでの火気使用は禁止です。
- ペットの制限:ドッグラン以外での立ち入りはできません。
- 全面禁煙:電子タバコを含め、公園内は全面禁煙です。
これらのルールは、利用者の安全と快適性、そして航空機の安全運航を守るために不可欠です。
アクセス情報
- 所在地:豊中市原田中2丁目2番14号
- 車:駐車場は一部開園時127台、全面開園時273台収容。料金は20分100円。
- 公共交通機関:最寄りの駅からの具体的なアクセス情報は公式資料には明記されていませんが、阪急電車の曽根駅が一番近いと思います。駅から西へまっすぐ800mから1kmくらい時間で20分くらいでしょうか。大阪モノレール大阪空港駅や阪急宝塚線蛍池駅からアクセスが可能です。バスは阪急バスで「豊中つばさ公園」があります
生まれ変わった「聖地」で、大空を舞う飛行機と、緑豊かな公園の魅力を存分に体感してください。